人間の慣れというのはたいした物で、サザエさんでカツオの声が変わったのに慣れてしまうように、一人で居ることにも集団で居ることにもすぐ慣れてしまいます。
今年の3月まで「日常」だった自宅での家族との暮らしは、東京での4ヶ月で「非日常」に変化しました。そして帰省し、今、自宅での生活がまた「日常」に戻っています。しかしこの家族5人みんなで過ごす「日常」は、きっと今が最後。みんなで過ごすことはあっても、きっとそれは「非日常」という形においてのみになってしまうから。
かけがえのない、何よりも愛しい家族だからこそ、残りの時間を大切に過ごそう。何かを失ってからその大切さに気付くなんて、悲しすぎる。色んなものに意識を向けて目を見開き、多様な世界で、明晰な人生を。
しがみつくのではなく、いどみつづけること。タフであろう。いざ東京!