PANSE2005-08-09

今受験時代のことを思い出すと、やはり自分は色んな人に支えられて、そのおかげで頑張れたんだって事がよく分かる。両親、姉妹、友達、彼女。決して一人じゃ生きていけないし、自分の力だけではない。
何回も挫折し、何回も失敗し、絶望し、自分を軽蔑し。
それでも何とか這い上がって、踏ん張って、自分が納得出来る位置まで来れた。自分の限界も知った。今は大きな自信となっている。自信とは後から付いてくるものだって身をもって知った。


何で勉強しなきゃいけないんだろう。なんてくだらない勉強だ。何度も思って立ち止まって、必死に考えて、やっぱりわからなくて。
結局、そのとき居た地点から見えない景色だったんだと思う。
必死に考えてわからないということは、まだ自分がその次元までたどり着いていないということでもある。行ってみなければ、前に進まなければ(それが前なのかわからなくても)わからないことがたくさんある。見えない風景がある。
でも立ち止まることもいい。誰にでも自分のペースがあるし、立ち止まることで現れるものもある。決して無駄にはならない。誰にでもそんな期間は必要だ。


不安や失望、夢想や希望は“今”から自分を遠ざける。生きることから隔てるものだ。
だからこそ、自発性を持ちたい。
i want to doではなく、i will doで。
意志を。


あまりにも不完全な自分。でも、きっとそれでいいんだろう。
そんな自分を受容するとこから。その上で人生に立ち向かえ。
家族や友達を大切に。
よりよい生き方を求めて。夢を、追い続けて。
これはきれい事か?いや、これが真実なんだと思う。
泥にまみれながら、不器用に、でも必死に。長生きしようと思う。色んな風景をみたいと思う。


絶望から始まるものがある。